試験名称・内容が変わりました
施工管理技士の新試験制度が開始
- 学科試験→第一次検定へ変更
- 実地試験→第二次検定へ変更
1級の一次検定の受験資格が緩和されました
1級の一次検定(学科)の受験資格が緩和され、2級施工管理技士合格者は翌年に1級の一次検定を受験できることになりました。
これまでは2級合格後5年間は実務経験が必要でしたが、これからは実務経験が不要となりました。
新しい資格「技士補」が新設されました
一次検定合格者→技士補(新資格)が付与されます。
★第一次検定合格者は「技士補」の資格が付与され、二次検定に合格すれば「施工管理技士」です。
★技士補を取得すれば一次検定は免除され、第二次検定を何度でも受験できます。
1級技士補がいれば、監理技術者は2つの現場を兼任できます
1級技士補がいると監理技術者の配置義務が緩和されます。
従来は、元請けが4,000万円以上で受注した工事は、1現場に1人の監理技術者(1級の施工管理技士)が必要でした。
これからは現場専任の1級技士補がいれば、監理技術者(1級施工管理技士)は2つの現場を兼任できます。
現場専任の1級技士補は、1級の技士補であって「主任技術者(2級施工管理技士)」の資格を持っている者に限ります。
1級技士補には経営事項審査の評点が4点与えられます。
監理技術者を補佐する資格を有する者(2級施工管理技士+1級技士補)は経営事項審査の評点が4点与えられ、所属する会社の技術力の評価が上がります。
※2級技士補には評点は付きません。