確実に得点する 2級建築施工管理技士 実地試験
国家資格試験本番で、確実に得点をするための、効果的な学習法をお伝えします。
実地対策のポイント
●H30年より実地試験は共通問題と、新たに「建築」「躯体」「仕上げ」の受験種別ごとの専門知識に関する問題になりました。
●実地試験の申込時に、実務経験(受検資格)に応じて受検種別(建築、躯体、仕上げ)を選択し受験することになります。
【試験時間】2時間
【解答形式】全問記述形式
【出題数・解答数】全問必須問題 5問(1問に複数の解答が必要)
試験問題は受験種別によって「建築」「躯体」「仕上げ」専用問題3種
出題区分 | 問題 | これまでの出題内容 | 種別ごとの出題内容(予想) |
---|---|---|---|
施工経験記述 | 問題1 | 「施工計画」「品質管理」「工程計画」の内 1つのテーマが毎年出題されている |
「施工計画」「品質管理」「工程計画」の内 1つのテーマが毎年出題されている |
記述式問題 | 問題2 | 用語の説明と留意事項 | 受験種別ごとの用語の説明と留意事項 |
問題3 | ネットワーク・バーチャート工程表 | ネットワーク・バーチャート工程表 | |
問題4 | 施工 | 受験種別ごとの工事に関する 文章の語句の訂正 |
|
問題5 | 関連法規 | 関連法規 | |
出題総数 | 5問(全問解答)※H29年までの出題数 |
実地試験は試験機関が解答を公開していません。
学習順位1
問題1「施工経験記述:5問解答」
★★得点の30%がこの問題です(推定)★★
問題内容
- 工事概要の作成
- 問題提起された記述テーマに対し「留意点・行った事」「その理由」「その方法や工事名」など3つ記述する。(工事概要との整合性が必要)
- 2に記載した以外のテーマで意見や対応策を2つ記述する。
対策
記述テーマは「品質管理」「工程管理」「施工計画」の内1つが毎年出題されている。
工事概要と3つのテーマを事前に作成し、暗記して下さい。(必須作業です!)
記述文は有資格者や当社の添削サービスを活用して、指導を受けて下さい。
学習順位2
問題3「ネットワーク・バーチャート工程表:3問解答」
★★仕組みを覚えれば確実に得点できます★★
問題内容
- ネットワーク工程表を読み解いて3問解答する
※昨年から「バーチャート工程表」が出題されました。
対策
ネットワーク工程表のクリティカルパス計算・トータルフロート・遅延日数に応じたクリティカルパスの計算について、仕組みや計算方法を覚えれば、確実に得点できます。
同様にバーチャート工程表についても、工事順や仕組みを覚えれば確実に得点できるので、敬遠しないで確実に得点しましょう。(足算・引き算です)
学習順位3
問題2「用語の説明と留意事項:14問解答」★種別問題(予想)
★★過去問を解いて暗記しましょう★★
問題内容
- 建築工事に関する用語と留意点を14問記述する。
対策
ここは「建築」「躯体」「仕上げ」でそれぞれの工種の用語と留意点を記述解答します。(予想されます)
過去問題から多く出題されますので、過去問題に取り組んで下さい。
過去問題を解く際には、答を書いて覚えて下さい。(自然に暗記できるようになります)
★受講者は「実地動画のページ上方」に過去問題のリンクボタンがありますので、一度印刷して「問題集」として活用してください。