学習方法があなたの未来を左右する!
講習会に出れば本当に簡単に合格できるのでしょうか?
これまで、試験対策の学習法として、講習会の受講が一般的に考えられてきました。
その宣伝パンフレットには、確かに合格率80〜90%などと謳われております。
しかし実際の施工管理技士国家資格試験の最終合格率は15〜17%です。
毎年こんなに多くの方が講習会を受講しているのに、
どうして、こんなに実際の合格率は低いのでしょう。
ここでは、一般的な講習会の実情をレポートさせていただきます。
疲れている社会人には辛い講習会
講習会は試験日の1〜2ヶ月前の週末や祭日に2〜3日間にわたり開催されます。
都心の貸し会議室に100人前後の受講者が同時に集まり、窮屈な椅子に座って、一日約8時間にわたり、講師の講義をひたすら聞きます。
集中力は大丈夫?
日頃の仕事で疲れている社会人の皆さんが、せっかくの休日に8時間も、やる気と集中力を持ち続ける事ができるでしょうか。中にはウトウトしている人さえ見掛けます。
20歳の大学生でも集中力が続くのは1時間半位と言われています。長時間の講義の間、うっかり聞き逃してしまったり、理解出来ない箇所があっても構わずに講義は進行していきます。もちろん途中で聞き直したり、質問することも出来ません。受講者の個人的な理解度も気にせず、どんどん進んでしまいます。
このような状況で、すべての内容を一度聞いただけで理解して試験当日まで覚えていることができるでしょうか。
合格率80〜90%という宣伝は本当?
合格率80%、90%と謳っているパンフレットや広告もありますが、実際には2〜3日間の講習会を聞いただけで合格出来るような簡単な試験ではありません。パンフレットや宣伝にまどわされないでください。謳い文句に乗せられて、講習会さえ受けていれば合格出来るだろうと安易に考え、真剣に受験対策をしなかった人は、当然、合格するのは難しいでしょう。
実際の実質合格率は…(学科 ✕ 実地 = 実質合格率)
建築施工管理技士 (過去6年間の平均)
建築1級 17.9%
建築2級 16.5%
土木施工管理技士 (過去6年間の平均)
土木1級 18.6%
土木2級 16.6%
合格するためには?
実際の試験内容を検証してみても、2〜3日の講習会に1度出ただけで、理解して、身につけることは非常に難しい内容です。
真剣に合格を目指すのであれば、大学受験や、高校受験のように、長い時間をかけて、繰り返し学習することが絶対に必要です。
動画講義で繰返し何度も学習することが合格への一番の確実な方法です。